BIメールニュースNo.141  2012.3.24発行 バックナンバー

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BIメールニュースNo.141  2012.3.24発行

【1】大原社会問題研究所雑誌におけるベーシックインカムの特集

【2】『ベーシックインカムとジェンダー』出版記念シンポジウム

【1】大原社会問題研究所雑誌におけるベーシックインカムの特集

遅ればせながらのご紹介となりますが、『大原社会問題研究所雑誌』634号 2011年8月号(7月25日発行)において、ベーシックインカムの特集が組まれていました。

大原社会問題研究所雑誌 634号 2011年8月号(7月25日発行)

 

下記論文4本が取り上げられていました。

ベーシック・インカムの魅惑と当惑  成瀬 龍夫

ベーシック・インカムの理論と実践-日本の社会政策の場合  武川 正吾

東日本大震災と所得保障の必要性-ベーシック・インカム要求が提起するもの  山森 亮

ベーシック・インカムというラディカリズム  新川 敏光

中でも、山森亮氏の論文は、2011年の震災後の状況、震災復興ベーシックインカム、そして日銀国債直接引受まで踏み込んだ意欲的なもので要注目です。

【2】『ベーシックインカムとジェンダー』出版記念シンポジウム

『ベーシックインカムとジェンダー』出版記念シンポジウム~~~ベーシックインカムは家父長制を打ち破れるか~~~

問い合わせ…現代書館(電話~0332211321)

◆発題者…白崎朝子、野村史子、堅田香緒里・桐田史恵・楽ゆう・ミナ汰・瀬山紀子(本書執筆順) ◆資料代:500円(関西からの執筆者のためにカンパお願い致します!) ◆会場はバリアフリーですが、点字・手話通訳・要約筆記等の情報保障がありません。大変申し訳ありません。また託児もできませんが、会場は広いのでお子さん連れでのご参加を歓迎致します。

『ベーシックインカムとジェンダー』は2009年夏に企画され、昨年11月に出版されました。様々な生きづらさを抱えながらも、自分らしい生き方を模索する当事者たちの生の声を、ベーシックインカムとジェンダーの視点から紡いだ本になりました。

今回は関西と関東の執筆者たちが一堂に集まり、座談会のテーマでもある「ベーシックインカムは家父長制を打ち破れるか」という観点から、それぞれの当事者性や実践の中から語って頂くシンポジウムを予定しています。また参加者には最初から7つの車座になっていただき、表題テーマについて語って頂く参加型ワークショップを致します。ファシリテーターには執筆者が入ります。(参加者が発言しない自由もあります。)

『ベーシックインカムとジェンダー』の出版では、平場であること、当事者が語るということに徹しました。なので、車座ミーティング形式で、みなさんと今の想いを分かちあいたいと思います。

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