BIメールニュースNo.200 2013.5.4発行
【1】スイスでベーシックインカムの国民投票を求める署名が10万名を突破
【2】アラスカ永久基金に学ぶ実践的ベーシックインカム
【1】スイスでベーシックインカムの国民投票を求める署名が10万名を突破
スイスで昨年4月に始まった、ベーシックインカムの国民投票を求める国民発議(イニシアチブ)への署名(今年10月締め切り)が、目標の10万名に到達した模様です。
「ベーシックインカムの世代:目標の第一段階は達成されたのか? いや、8月1日までにあと3万の署名が必要だ。」(署名主催団体のサイトより)
Generation Grundeinkommen:Etappenziel erreicht ? jetzt noch 30’000 bis 1. August
「スイスのベーシックインカムを求める国民発議は100,000の署名を獲得した」(サイト「もはや主流派の時代ではない」より)
Schweizer Grundeinkommen Initiative knackt die 100.000 Unterschriften Markeno more mainstream
参考資料
スイス:全市民のためのベーシック・インカム制定を求める国民発議が正式に発効Global Voices 日本語
http://jp.globalvoicesonline.org/2012/06/19/13795/
【2】アラスカ永久基金に学ぶ実践的ベーシックインカム
ベーシックインカムは理想論的すぎて実現不可能であると訳知り顔で言われることが多いですが、アラスカ永久基金は30年もの間、全ての個人に一定額を毎年支給していることでベーシックインカムのモデルケースとしてよく引用されています。
下記の記事では、このモデルケースがいかに実践的であるか、6つのポイントをもとに説明しています。
アラスカモデル(実現可能な市民所得)
The Alaska Model: a citizen's income in practice | openDemocracy
参考資料
アラスカ永久基金
http://www.pfd.state.ak.us/
ベーシックインカムメールニュース編集長の取材メモ:アラスカ永久基金
http://bit.ly/16cdQUu