ＢＩメールニュースNo.100　 2011.5.28発行

第二回院内集会の開催予定が下記の通り詳しい点がまとまりました。関心がある方は、ご都合つけばぜひご参加下さい。

震災復興財源に関しては、今後の金融のあり方を根本的に見直す必要がありますが、BIニュースでご紹介したニュースを見る限りでは、根本的な議論に至るには、まだ日時がかかりそうです。一刻も早い手当が必要だというのに残念ですが、一日も早く復興につながるよう、情報発信に努めて行きます。

【1】震災復興基礎所得保障と生活再建のための現物支給を　　　　　　　　　　　　　　　　　　　政府に要求する院内集会《第２回》

【2】BIニュース　国債引き受け、明確に否定―白川日銀総裁

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私たち「ベーシックインカム・実現を探る会」は、政治的に中立の立場で、「すべての個人への無条件な所得の保証」というベーシックインカムを実現につなげる提言を発信します。

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【1】震災復興基礎所得保障と生活再建のための現物支給を　　　　　　　　　　　　　　　　　　　政府に要求する院内集会《第２回》

４月末に多くのご支援をいただき開催いたしました「震災復興基礎所得保障と生活再建のための現物支給を政府に要求する院内集会」ですが、今後、継続的に企画をしていきます。今回は、その２回目です。３・１１から２ヶ月が過ぎましたが、震災復興への道のりは厳しいものがあります。義援金の配分が滞っているという報道が示すように具体的・有効な被災者への支援が機能をしていません。また、東京電力福島原子力発電所の１～３号機のメルトダウン報道が今頃になってなされ、原発事故終息のめどがたたなないのみならず、放射能の垂れ流しが続いています。すでに、チェルノブイリに匹敵する汚染量とも言われ、子どもたちを中心に被曝の問題が将来に影を落としています。

今回は、その被災地、福島での状況および、従来の貧弱な雇用・福祉政策ではまったく対応できない震災の影響を受けた雇用問題の具体的事例を語っていただきます。また３月１１日に原発で被災した方への取材報告も予定しています。

【発言者】●　遠野馨　（しんぐるまざぁず・ふぉーらむ福島　代表）●　伊藤みどり（働く女性の全国センター事務局）●　白崎朝子（安全な労働と所得保障を求める女性介護労働者の会）

他、国会議員発言など。

司会　白崎一裕（反貧困ネットワーク栃木）

【日時、場所】●　６月１５日（水）１３：３０～１５：００

• 衆議院第２議員会館第２会議室

• 主催：震災復興基礎所得保障等を政府に要求する実行委員会、安全な労働と所得保障を求める女性介護労働者の会、ベーシックインカム・実現を探る会、反貧困ネットワーク栃木

• 連絡先 E-mail TEL 090-6177-4013

• 詳細：ベーシックインカム・実現を探る会ホームページ

  http://bijp.net/

※衆議院議員議員会館に入るには通行証が必要です。通行証は議員会館入り口で１３：００～１４：００まで配布します。それ以降の参加の方は受付で第２会議室までご連絡ください。

【2】BIニュース　国債引き受け、明確に否定―白川日銀総裁

震災復興の財源を生み出すためには、金融のあり方を根本的に見直す必要がありますが、下記のニュースではその目標は遠いことが伝わります。

日銀は震災後、それこそ打ち出の小づちを振って、100兆円あまりの買いオペレーションを実施して、市中銀行に資金供給していますが、それが被災地に流れていないから、震災復興のスピードが遅くなるわけです。その事実の周知が必要です。

復興財源に「打ち出の小づち」なし＝国債引き受け、明確に否定―白川日銀総裁

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000118-jij-bus_all

国の借金である国債を日銀が直接引き受けることについて「無から有を生み出す打ち出の小づちのような便利な道具はそもそも存在しない」と述べ、明確に否定した。与党内の一部には、震災の復興財源を捻出するため、日銀の国債引き受けを求める声があるため、こうした動きを念頭に置いたものとみられる。

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