ＢＩメールニュースNo.101　 2011.6.4発行

食生活の貧しさなど、被災者の生活の実情が徐々にマスメディアに載るようになり、現金支給の必要性が徐々にではありますが、認識され始めつつあります。

そこからベーシックインカムへと一足飛びにはなかなか行きませんが、その必要性を主張する人たちが少しずつ出てきました。今回はその点をお知らせいたします。

【1】BIニュース１原口一博氏が復興ベーシックインカムに言及しました

【2】BIニュース２「みどりの未来」が「暮らしと住まいのための現金給付」を声明で発表しました。

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私たち「ベーシックインカム・実現を探る会」は、政治的に中立の立場で、「すべての個人への無条件な所得の保証」というベーシックインカムを実現につなげる提言を発信します。

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【1】BIニュース１原口一博氏が復興ベーシックインカムに言及しました

原口一博氏が６月２日の自由報道協会で、大川興業の大川総裁からの質問に対し、復興ベーシックインカムについて言及しました。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv51779233

（36分30秒あたりから）

マイクロクレジットに話が迷走したりしてその真実味は不明ですが、現金支給の重要性については、ベーシックインカムと重なる部分もあるのかもしれません。

原口氏は、ツイッターでも何度かベーシックインカムに言及したことがあり、今後の言動を注目する必要がありそうです。

【2】BIニュース　「みどりの未来」が「暮らしと住まいのための現金給付」を声明で発表しました。

日本における「緑の党」とも評される「みどりの未来」が、「暮らしと住まいのための現金給付」を声明で発表しました。

http://site.greens.gr.jp/article/45657183.html

「みどりの未来」は従来より、ベーシックインカムを公約に掲げていました。みどりの未来「２０３０みどりのアジェンダ」

http://site.greens.gr.jp/article/38890145.html

今回の震災に際して、改めてこれを掲げたことでその志の強さを示すことになりました。

ドイツの緑の党は、脱原発とベーシックインカムを公約に掲げる政党ですが、その勢力はドイツで伸長中です。

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