テレビ朝日『池上彰の学べるニュース』
ゴールデンタイム高視聴率番組でBIを紹介
2010年12月15日、高視聴率のゴールデンタイム番組・テレビ朝日系「池上彰の学べるニュース」のベーシック・インカム紹介映像です。
「じつはこれが、えっと驚くような話なんですよ。でも、これからどんどんニュースに出てきます。」
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池上彰の学べるニュース
「ニュース用語『ベーシック・インカム』ってなに?」 -
解説:池上彰氏
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2010年12月15日放映/約7分
2010年12月15日、高視聴率のゴールデンタイム番組・テレビ朝日系「池上彰の学べるニュース」のベーシック・インカム紹介映像です。
「じつはこれが、えっと驚くような話なんですよ。でも、これからどんどんニュースに出てきます。」
池上彰の学べるニュース
「ニュース用語『ベーシック・インカム』ってなに?」
解説:池上彰氏
2010年12月15日放映/約7分
2010.12.22 | Trackback(0)
2010年5月22日にBS11「田中康夫のにっぽんサイコー!」で放映された、田中康夫氏(新党日本代表)と新田ヒカル氏(ベーシックインカム研究所)、星雄馬氏(同)鼎談「B・Iこそニッポン再興の切り札だ!」のアーカイブ動画映像です。
BS11 田中康夫のにっぽんサイコー!
「B・Iこそニッポン再興の切り札だ!」
2010年8月21日放映/30分
本ページへのこの映像の公開はベーシック・インカムをめぐる議論を広げる目的としたもので、ベーシックインカム・実現を探る会の特定の政党支持を表明するものではありません。
ベーシックインカム・実現を探る会は政治的中立を旨とした活動を行っています。
2010.10.01 | Trackback(0)
2010年5月22日にBS11「田中康夫のにっぽんサイコー!」で放映された、田中康夫(新党日本代表)と白崎一裕(ベーシックインカム・実現を探る会代表)対談「ベーシックインカムこそ究極の日本改革」のアーカイブ動画映像です。
2010.05.26 | Trackback(0)
「ベーシックインカムがわかる本 Q&A入門編」を多くの方々に読んでいただいて、様々なご感想をいただいています。そのなかには、お褒めの言葉もありますが、厳しいご批判も頂戴いたしました。私は、これらご批判こそこれからのベーシックインカム(以下BI)を実現していく際に重要なものだと考え、ここに皆様へそれを公開することといたしました。
まず、一点目は、イラストの描き方において、「ジェンダー的視点・性差別に対する批判的視点が欠けているのではないか?」というご批判です。
たとえば、3ページのイラストですが、若い女性が経済的理由から結婚を躊躇しているようすが描かれています。 しかし、この女性はあくまでも、役者の夢をおう男性をサポートする位置付けでの役割でなおかつ男性に選ばれること(従属的な女性の役割)を望んでいるように描かれています。 これをBIが一挙に解決して結婚にいたる――という流れです。
また、25ページには、結婚後の生活と思われるイラストがあり、女性は育児と家事をこなし、男性が遅くまで残業という場面です。 それをBIが導入されれば、ゆとりがある暮らしができてハッピーということになっています。 ここでも、夫は家事や育児に協力できるということになっていますが、あくまでも夫は、家事・育児に関しては補助的なもので妻は、家事労働専業という構図は変化していません。
BIに関してのフェミニズムからの懐疑的・批判的論点は、「BIが導入されるとかえって、性差別的な男女役割および家族の在り方が固定化・助長されてしまうのではないか?」というものです。 そのご批判にイラストは十分こたえていません。 また、セクシャルマイノリティーやシングルマザーの人々の生き方を反映するものにもなっていません。
第二点目は、障がいのある人々が描かれていない、というものです。 障がいのある人々の運動でもBIは「無条件・個人単位」という所得保証ということで期待が大きいだけにその点の配慮がないものは問題だと思われます。
第三点目は、5ページのQ4「働かない人がお金をもらえるなら、働いている人はバカらしくて働かなくなりませんか」の回答で、「働いた人は働いたぶんだけ収入が多くなります。生活保護のように働いた人と働かない人が同じということはありません」というところです。 この部分に関しては、「生活保護も『勤労控除』があり、部分的に労働による所得が加算される制度があるのではないか?」というご指摘でした。
このQ4の設問とアンサーの編集意図は、BIは、労働して得た収入がそのまま無条件にBIに加算されるということで労働の意味合いが無意味になるのではない、ということを強調するものでした。 したがって、ここは生活保護法そのものの批判が中心主題でないので、設問の趣旨は問題ないが、実例として生活保護制度と比較したのは誤解を生みやすいということにより、現在、生活保護の部分を削除した文案のイラストを作成中です。
以上、おもなご批判の論点を箇条書きに掲載してみました。 これらご批判は、発行主体の代表という立場でQ&A冊子を再読してみますと、納得することばかりです。
すべてのご批判に対して現在、会の内部でも再検討をすすめ「再版」にむけて改善するように作業をすすめております。 Web版Q&Aで上記に該当する箇所(Q3)はすでに訂正を入れて改善いたしました。
また、ここにご紹介した以外のご批判・ご感想をお持ちの方もいらっしゃると思います。 ぜひ、「実現を探る会」までご連絡いただければと思います。
あらためて、ご批判の論点をふりかえってみますと、性差別の問題については、やはり、私が「男性」であるということで編集作業のチェックが甘くなっていたということを自己批判せざるを得ません。 そして、この問題は、女性間での論争も巻き起こる可能性がありますが、注意しなければならないのは、女性の論議を男性が高みの見物をしてはならない――ということです。 性差別当事者としての男性性をも問うことなくしてこの課題に取り組むことは安易だと思われます。
Q&A冊子の編集・発行意図は、「まだ、BIについて何も知らない人たちが、遭遇するであろう素朴な疑問に対してお答えする読みやすい冊子」ということで、イラストなどを中心としたできるだけ親しみやすい内容とする、というものでした。 しかし、BIは、その基本制度がシンプルであるだけに、BIと組み合わされる思想・政策についての鋭い議論がBI思想の普及と同時並行的におきています。 私は、その議論の重要性を入門編に反映させる努力を怠っていたと反省しています。 入門編の冊子だからこそ、最先端の問題意識が重要なのでした。
この冊子につきましては、一旦は、販売を自粛することも考えました。 しかし、BIを積極的に実現するためには避けては通れない課題であることを多くの読者・市民の皆様とともに共通認識とするために、自己批判文とお詫びを兼ねた文章を公開することとした次第であります。 少しでも、皆様のご理解を得られれば幸甚でございます。
2010年3月26日
ベーシックインカム・実現を探る会代表 白崎一裕
2010.05.01 | Trackback(0)
2010年3月25日テレビ朝日系スーパーモーニング「スパモニ家庭の経済学8」で特集されたベーシック・インカム紹介の映像です。 地上波テレビ番組では、おそらく初めての本格的な紹介ということで、ご紹介します。
スーパーモーニング「スパモニ家庭の経済学8」
将来への不安に秘策が!?「ベーシック・インカム構想」とは
解説:テレビ朝日経済部長・名村晃一氏
2010年3月25日放映(前半)/約6分
スーパーモーニング「スパモニ家庭の経済学8」
将来への不安に秘策が!?「ベーシック・インカム構想」とは
解説:テレビ朝日経済部長・名村晃一氏
2010年3月25日放映(後半)/約8分
2010.04.10 | Trackback(0)
昨年2009年12月に、ドイツでBIの実験が計画されていることが報じられた(『マネジャー・マガジン』誌)。
このプロジェクトの主唱者はゲッツ・ヴェルナー氏の著作と講演に触発されたというブロイニンガー財団のヘルガ・ブロイニンガー女史で、この実地調査の計画立案と実施を担うのはアンドレ・プレッセ氏である(氏はカールスルーエ工科大学の「起業家精神養成のための学部横断研究所」所長ゲッツ・ヴェルナーの共同研究者)。以下、当プロジェクトの責任者であるプレッセ氏のインタビュー(2010年2月5日のオンラインラジオDefektor.fm)および『マネジャー・マガジン』誌の報道から実験計画の概要をお伝えしたい。
当初の計画では、シュトゥットガルトで100人を対象に、1年間、月額800ユーロを支給するというものだった。その後、ブランデンブルク州のプラチェック首相の意向を受けて、シュトゥットガルトとブランデンブルク州(地域は未定)でそれぞれ100名の参加者を募り、月額800ユーロ(社会保険料は別途支給)、期間も2年間に延長された。
プロジェクトの費用総額は700万ユーロと見積もられており、その一部をブロイニンガー財団が負担するが、これ以外の醵金の見込みについては現在不明。またこの実験への応募者もまだごく少数で、当プロジェクトが計画通り2010年半ばに実施されるか否かは予断を許さない。プレッセ氏も、ナミビアやブラジルの実験では一定の地域住民全員に一定の給付額(前者は9ユーロ、後者は15ユーロ相当の月額)が支給されたが、800ユーロでは莫大な資金を要することからこの方式を採用し得ないことの難を認める。
ちなみにヴェルナー氏は、期間および地域が限定されているこの計画には懐疑的である。それは「あたかも、右側通行から左側通行へ切り換えようとするときに、その成否を見極めるために、全車両ではなく、まずはトラックだけを対象にして始めるようなものだ」と言う。
この比喩が適切かどうかは別として、懐疑的になる理由は想像できる。プロジェクト期間は2年に限定されているから、応募者は当初から2年後を念頭に置くことになろう。しかしそれでも、経済基盤の強固なシュトゥットガルトと失業率の高い旧東独地域との比較は非常に興味深いし、月額800ユーロを支給された応募者たちがいかなる行動を取るかについてもある程度の成果は期待できるであろう。
応募対象者となるのは、就業が見込めない大学卒業者、育児休暇終了後の母親、早期退職者、ハルツ4(ドイツの失業保険)の受給者、長期失業者である。
このプロジェクトについては、続報が入り次第またご報告したい。
2010年3月現在の為替相場は1ユーロ125円前後で推移しているが、実際の貨幣価値としては100円から110円程度。
『マネージャーマガジン』の該当記事(ドイツ語)
http://www.manager-magazin.de/geld/artikel/0,2828,667336,00.html
本記事はオーストリア在住の渡辺一男氏よりご寄稿いただきました。
渡辺一男 プロフィール
1946年生まれ。東京都立大学博士課程中退(ドイツ文学専攻)。1999年以降オーストリアで翻訳に従事。訳書:R.クルツ著『資本主義黒書(上・下)』(新曜社)、G.W.ヴェルナー著『ベーシック・インカム ― 基本所得のある社会へ』および『すべての人にベーシック・インカムを ― 基本的人権としての所得保障について』(ともに現代書館)、その他。著書:『オーストリア日記』(現代書館)。
2010.03.19 | Trackback(0)
2010年1月17日阿佐ヶ谷ロフトで行われた「まじめな貧困問題トークセッション」より、ベーシックインカム・実現を探る会の代表白崎一裕が、ベーシックインカム議論の要点を語った場面を公開いたします。ベーシックインカムのよき入口になりますので、ぜひご覧ください。
「白崎一裕氏のトークライブ:ベーシックインカムの紹介」
2010年1月17日@阿佐ヶ谷ロフト/12分41秒
制作:時間の花アソシエーション
2010.01.24 | Trackback(0)
「ベーシックインカムがわかる本 Q&A入門編」を多くの方々に読んでいただいて、様々なご感想をいただいています。そのなかには、お褒めの言葉もありますが、厳しいご批判も頂戴いたしました。私は、これらご批判こそこれからのベーシックインカム(以下BI)を実現していく際に重要なものだと考え、ここに皆様へそれを公開することといたしました。
『ベーシックインカムがわかる本 Q&A 入門編』は、全ページをイラストで構成し、ビジュアルで理解するベーシックインカムのわかりやすい入門書です。
イラストを多用し、ビジュアルに理解できる。
市民感覚で厳選した19項目のQ&Aと、ベーシックインカムの思想史や参考図書などの資料で構成。
多くの人が陥りがちなベーシックインカムへのよくある誤解をすべてピックアップし、誰もが納得できる解説をつけています。
メールにて、必要部数、お名前、送付先のご住所、連絡先の電話番号を明記の上、「Q&A冊子購入希望」とお書き添えください。 1冊の場合、送料は80円です。
ベーシックインカム・実現を探る会 出版部
メールアドレス: bi-book@bijp.net
折り返し、振り込み先と送料をご案内しますので、代金をお振り込みください。 ご入金確認後、発送いたします。
10冊以上お買い上げの方には、1割引 + 送料無料にてご提供いたします。 勉強会などでぜひお取り扱いください!
2009.12.20 | Trackback(0)
ドイツで制作されたベーシック・インカム紹介のための長編フィルムです。
2008年に公開されたこのフィルムは、映画館で自主上映されたり、DVDでの配布を通して、数多くの人に観られています。内容はおもにドイツの実業家ゲッツ・W・ヴェルナーの提唱するプランに基づいて構成されており、ドイツではBI=ゲッツ・プランという理解が広がっているようです。
日本語字幕版を通して、多様なベーシック・インカムのひとつの可能性に触れていただければ幸いです。なお、本フィルムの内容のより深い理解は、『すべての人にベーシック・インカムを ― 基本的人権としての所得保障について』(ゲッツ・W・ヴェルナー著,渡辺一男訳,現代書館刊)をご覧ください。
なお、翻訳者によれば、このフィルムの日本語吹き替え版の制作も進行中とのことです。
「文化衝動としてのベーシックインカム」
2008年ドイツ/約1時間39分
制作:ダニエル・ヘーニー/エンノ・シュミット
邦訳:吉田和彦(在ミュンヘン)
画面右下にある
をクリックすると全画面表示で再生されます。
2009.11.18 | Trackback(0)
この「負債としてのマネー」はアメリカのlifeboatnews のPaul Guignonが製作してgooglevideoに載せたものです。
銀行が負債としてのマネーを無から作り出して社会を金融に隷属させてしまう仕組みをわかりやすく説明しています。信用創造や中央銀行の「知られざる」仕組みやその歴史等々、とても参考になります。通貨改革を考える際の必見アニメです。ぜひ、ご覧ください。
2009.07.23 | Trackback(0)