コロナ危機小話時評

ベーシックインカム・実現を探る会 代表 白崎一裕

(以下の文章は、白崎の個人的意見です)

 

これは、ネット上の情報で、一次資料に

あたって精査しているわけではないので

あくまでも、小話の類ですが、

現在のコロナ危機で、世界の原油使用量が

約30%減少したという記事がありました。

たしかに、WEB上では、中国など各国の大気汚染が

なくなったり、ラジオを聴いていたら、

あのガンジス川がきれいになって川底が

みえるので、現地では驚きだというのも

ありました。

さて、この原油30%減を、これまた

単純に、30%のGDP減だとすると

いつごろのGDPになるかと調べてみると

およそ、30%減は、350兆円になり

それは、あのバブル期の1987年ごろの

数字と同じになります。

ここから、先は、まったくの実感ですが

(あくまで、実感です。所得がいくらあるとかそういうことではなくてです。暮らしの感覚のはなし)

自分の生活実感として、別に、現在と特段の変化は

ありません。 むしろ、貧しくなっている。

生活実感としては

さて、30%の原油減が何か問題でも??

となります。

ちなみに、私のうまれた、1960年の

GDPは、15兆円ぐらいでしょうか。

こうなると、ますます、GDPなる数字の

インチキさが判明することにもなりますが、

けっきょく、コロナ危機で大騒ぎになるのは

、資本のいびつな集中で、富が極端に

偏在しているから、社会的不安が増大する

のであり、即座に、すべての通貨を公共通貨に

おきかえ、資本を徹底分散する国民配当(ベーシックインカム)を すれば、即刻、ポストコロナの社会の基礎が

できあがる、その富の偏在の一部を、医療や介護など

いま、大変な場所に手厚く配分して

ケア中心の社会に転換するだけです。

な~~~んにも、難しいことはないでは

ありませんか?

難しくしているのは、ひとえに、政治の責任

だということになります。