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Q7. 財源はあるのですか。
A7 その2 関曠野氏の案
現在の中央銀行(日銀)を民主的な政府の管理のもとでの国立銀行にします。 その国立銀行から公共通貨(政府紙幣)を発行し(いまの日銀券ではない)、その公共通貨を財源とします。
公共通貨(政府紙幣)を発行して、従来型の巨大公共事業に使う案が以前からありますが、これでは個人の購買力補強にかならずしも結びつきません。 最終的に市中銀行にたまるだけです。 個人単位で無条件のベーシック・インカムで公共通貨を支給することでこそ購買力に結びつきます。
関 曠野(せき ひろの)
1944年生まれ。 評論家(思想史)。 共同通信記者を経て、1980年より在野の思想史研究家として文筆活動に入る。 思想史全般の根底的な読み直しから、幅広い分野に向けてアクチュアルな発言を続けている。
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Q&A入門編 A7その2 関曠野氏の財源案
2010.01.28 | Trackback(0)