● 「実現を探る会」のHPにもブラジルBI関連論文の翻訳を掲載していただいた翻訳家の鈴木武志さんが下記のブログにヴァン・パリース新著邦訳をまとめて公開されました。
『WHAT'S WRONG WITH A FREE LUNCH?』の全訳です。これから、BIEN関連の論文翻訳もどんどん掲載予定ということです。ぜひ、お読みください。
● 「実現を探る会」のHPにもブラジルBI関連論文の翻訳を掲載していただいた翻訳家の鈴木武志さんが下記のブログにヴァン・パリース新著邦訳をまとめて公開されました。
『WHAT'S WRONG WITH A FREE LUNCH?』の全訳です。これから、BIEN関連の論文翻訳もどんどん掲載予定ということです。ぜひ、お読みください。
2011.08.17 | Trackback(0)
●調布市西部公民館主催 2011教育講座「遊学塾」(持続可能な未来を子どもたちに残すために)プレ企画 関曠野さん講演会
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演題「3・11以後~~原発事故をくぐった日本の将来を考える」
「戦前の日本帝国はヒロシマで終わり、戦後の日本株式会社はフクシマで終わった~~」(関曠野「図書新聞」3011号より)。3.11は、私たちに何をもたらし、私たちはどこへ向かえばよいのか。グローバルな歴史的視野で3・11以後を考える思想史家関曠野さんの講演会です。
9月24日(土) 午後6時~8時終了予定(開場午後5時30分より)
会場:調布市文化会館たづくり8F映像シアター(京王線調布駅南口徒歩3分)
http://www.chofu-culture-community.org/forms/menutop/menutop.aspx?menu_id=723
入場、無料
定員:申込み順100名
お話 関曠野さん プロフィール
1944年生まれ。評論家(思想史)。共同通信記者を経て、1980年より在野の思想史研究家として文筆活動に入る。思想史全般の根底的な読み直しから、幅広い分野へ向けてアクチュアルな発言を続けている。著書に『プラトンと資本主義』、『ハムレットの方へ』(以上、北斗出版)、『野蛮としてのイエ社会』(御茶の水書房)、『歴史の学び方について』(窓社)、『みんなのための教育改革』(太郎次郎社)、『民族とは何か』(講談社現代新書)などがある。また訳書に『奴隷の国家』ヒレア・べロック(太田出版)がある。現在、ルソー論(『ジャン=ジャックのための弁明 ― ルソーと近代世界』)を執筆中。
●主催
調布市西部公民館 〒182-0035 調布市上石原3-21-6
●お申し込み受け付けは、9月6日(火)午前10時からです。
担当石黒まで以下の電話・FAX・メールにてお願いいたします。
TEL 042-484-2531 FAX 042-484-3704
メール seibuk@W2.city.chofu.tokyo.jp
2011.08.10 | Trackback(0)
以下は、産経新聞の記事である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110807-00000069-san-soci
この記事によれば、原発から30キロ圏内と圏外での義援金の配分に住民の不満が高まっているというものだ。このことを桜井市長が「市民の一体感はまだ未熟だった」と言われるのはよく理解できる。が、しかし、市長の思いとは別に震災・原発事故と日常生活を根底から脅かされている一般市民にとっては、暮らしを支えるお金の問題は深刻なものだ。
その「条件」をめぐって不満がでてくることに私は同情する。本来、対立しなくてもすむところに、国などの対応のまずさから余計なストレスが生じているのだ。
ここは、まず、震災所得保障要求院内集会でも述べたように、無条件・個人単位の震災ベーシックインカムを実施しよう。個人単位で月に15万円が支給されれば、将来への不安も一時的に解消されるのではないだろうか。そして、その上に住宅手当・原発事故避難補償金などの各種、震災復興・福祉支援を構築していくのだ。義援金は、過去最高の額を集めたとはいっても、一律に配分してしまえばたいした金額にはならない。義援金もベーシックインカム支給の上での地域インフラ整備などに充てた方が合理的である。
このことを、ぜひ、行政・国に考えていただきたい。
再度、言おう。庶民の足のひっぱりあいを生ませている根本原因は「政策の無策」にある。
(文責 白崎一裕)
2011.08.08 | Trackback(0)