2017年もよろしくお願いいたします

明けましておめでとうございます。

2016年もベーシックインカムや通貨改革では目が離せない年でしたが、2017年も、欧州では、フランス、ドイツ、オランダなど選挙の年で、これらが、グローバリゼーションVSローカリゼーション問題と共に通貨秩序およびベーシックインカムの政治的動向と切り離せないものとして立ち現われそうです。日本においても、量的緩和政策の行方が注目されるところでしょう(以下、ご参考までに、白崎の論考は、ここから読めます http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20161121.html 法学館憲法研究所サイト)。

年末にかけては、D・グレーバー『負債論』や アデア・ターナー『債務、さもなくば悪魔』の翻訳が出版されました。これらは、欧米で話題になった通貨論やヘリコプターマネーに関する重要な著作だと思われます。今後の日本での議論の深まりが期待されます。

11月20日に大阪、應典院さんで企画されました、関曠野さんの講演会記録もなるべく早く、このHPにアップしたいと思いますので、もう少しお待ちください。

では、2017年も、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

(ベーシックインカム・実現を探る会 代表 白崎一裕)