スイスの連邦憲法の改正を伴う、ベーシックインカム国民投票が、今年の6月5日に決定しました。
以下、関連の記事です。
https://en.wikipedia.org/wiki/Swiss_referendums,_2016
以下も関連記事ですが、BI導入後も働くことはやめる人はごく少数・2%、生きることの不安から解放されるということ等の意味があるということで、積極的評価ですね。
スイスの連邦憲法の改正を伴う、ベーシックインカム国民投票が、今年の6月5日に決定しました。
以下、関連の記事です。
https://en.wikipedia.org/wiki/Swiss_referendums,_2016
以下も関連記事ですが、BI導入後も働くことはやめる人はごく少数・2%、生きることの不安から解放されるということ等の意味があるということで、積極的評価ですね。
2016.01.30 | Trackback(0)
スイスのベーシックインカム(BI)運動をはじめた、エノ・シュミット氏(アーティスト)のインタビ ューです。イニシアティブ(国民投票)の意義と深く結びついているBI運動の意味について語っています。BIの憲法条文案は、短くして人間の尊厳には、所得が必要だ~~というぐらいのものであとは、みんなで、議論するというスタンスだということです。興味深いお話ですので、ぜひ、ご参考にしてください。
2016.01.02 | Trackback(0)
新年明けましておめでとうございます ベーシックインカム・実現を探る会代表 白崎一裕
2015年は、ベーシックインカムや通貨改革でも様々な動きがあった年でした。スイスのベーシックインカムや通貨改革の国民投票署名の集まり。アイスランドの政府通貨プランの発表。オランダ・ユトレヒト市をはじめとする地方自治体でのベーシックインカム実験計画。フィンランドでの政府レベルでのベーシックインカム実験計画の報道(実施される!という先走り誤報騒ぎも含めて)。等々です。また、ブラジル・リオデジャネイロ州の人口15万ほどの都市マリカの地域通貨支給の件も含めて、これらの動きを簡潔に、同志社大の山森さんがコンパクトにまとめているので、以下のサイトをご覧ください。
http://blogos.com/article/151914/
また、スイスのベーシックインカムイニシアチブの英文HPも以下にあげておきます。
2016年は、上記の動きが継続して行われるでしょう。特にスイスの国民投票の行方は気になるところです。
ヨーロッパでのベーシックインカムや通貨改革の議論の政策的取り扱いは、量的緩和政策の完全な行き詰まりなどにあらわれている、経済・国家運営の停滞感を打破したいとの思惑が背景にあると思われます。その結果、特にベーシックインカムの場合、福祉国家のリストラ策に利用されている節があります。これでは、銀行マネーなどを温存したままでの現行租税国家の延命プランにすぎないと考えます。そういう意味では、個人的に、もう「ベーシックインカム」という用語を使うのをやめたほうがいいのでは!?と思うこともありました。
今年も、このことを考えながら引き続きベーシックインカムと通貨改革を取り巻く状況をみていきたいと思います。
(2016年1月1日)
2016.01.01 | Trackback(0)